
年末に新規で口座を開設した海外FXのis6口座ですが、早速トラリピEAをセット。2019年年始から運用を開始しました。
口座開設ボーナス3万円+10万円の入金+入金ボーナス200%の20万円=トータル口座資金は33万円からのスタートです。
キャンペーンタイミングを見計らって、ボーナス付与を最大限に活用できる10万円の入金を行いました。
XM口座で豪ドル円を運用していることから、それ以外の通貨ペアから選択したいところ。is6comのスワップポイントを調べている中で、NZドル円ペアのスワップが申し分ない!ということでNZドル円で運用を開始します。
完全にボーナスに釣られている状態ですが、やはり200%のボーナスはコツコツ運用には大きいす。なんといっても証拠金が入金額の3倍になるのですから安心感が違います。
正直、10万円の入金は少し躊躇した部分もあるのですが、200%ボーナスのチャンスは初回入金の一回のみということもあり思い切りました。
例によって、マイクロ口座でのコツコツ運用を目指したものなのですが取引通貨、設定内容についてまとめておきます。
目次
is6comの取引環境について特徴はある?
公式ページで確認する限り、バランスに優れた取引環境を提供!というのがis6comのウリのようです。
トレーダーにとって、スプレッドの狭さはコストを抑えるべく大切なことです。
ですが、is6comは最狭スプレッドや0スプレッドは推さず、バランスを兼ね備えたFXブローカーでありたいと考えています。実際、0スプレッドを売りに手数料を徴収していないFX業者などがトレーダーを集め、破産しているケースも実在しています。
is6comは平均より狭いスプレッドや出金依頼の対応に早いバランス運営を理念としています。
引用:is6com公式より
なにかに特化するのも重要ですが、初心者にも安心して使えるように、というのが会社としての方針のようなので、過不足なくバランスがとれるよう工夫しているのでしょう。
約定の安定性、サーバーの状況などは調べている限り致命的な問題点などはなさそうです。
個人的には、窓あけ時の約定条件や相場が大きく動いた時の自動売買取引がどうのようになるか、スプレッドはどれくらい広くなるのかなど不明点もありますが、ここらへんは実際に自分で取引をしてみないとわからないなぁ、というのが正直な感想。
新しい業者であることを考えても、問題点などは今後も改善していくだろうと楽観的に考えていますが、実際に運用を続けていき条件などが確認していきます。
取引可能な通貨ペアとスプレッドについて
is6comの取扱通貨ペアおよびスプレッドは以下になります。
全部で30通貨ペアと結構豊富!日本人に馴染みのあるペアは一通り揃っていますね。
マイクロ口座、スタンダード口座、プロ口座でそれぞれスプレッドが異なり、プロ<スタンダード<マイクロとスプレッドが大きくなる傾向になります。
数値はすべてpips表記
| 通貨ペア | マイクロ | スタンダード | プロ |
| AUD/CAD | 4.7 | 3.8 | 2.0 |
| AUD/CHF | 4.4 | 3.5 | 1.8 |
| AUD/JPY | 3.7 | 2.9 | 1.4 |
| AUD/NZD | 4.3 | 3.4 | 1.6 |
| AUD/USD | 2.5 | 2.0 | 1.0 |
| CAD/JPY | 3.8 | 3.0 | 1.4 |
| CHF/JPY | 3.6 | 2.9 | 1.5 |
| EUR/AUD | 4.3 | 3.4 | 1.7 |
| EUR/CAD | 4.6 | 3.7 | 1.9 |
| EUR/CHF | 3.2 | 2.5 | 1.2 |
| EUR/GBP | 2.5 | 2.0 | 1.0 |
| EUR/JPY | 2.9 | 2.3 | 1.1 |
| EUR/NZD | 6.8 | 5.5 | 2.9 |
| EUR/USD | 1.9 | 1.5 | 0.7 |
| EUR/ZAR | 190.0 | 185.0 | 175.0 |
| GBP/AUD | 6.1 | 4.8 | 2.3 |
| GBP/CAD | 6.4 | 5.1 | 2.6 |
| GBP/CHF | 5.1 | 4.4 | 3.1 |
| GBP/JPY | 3.9 | 3.1 | 1.5 |
| GBP/NZD | 9.2 | 7.6 | 4.5 |
| GBP/USD | 3.1 | 2.4 | 1.1 |
| NZD/JPY | 3.9 | 3.1 | 1.5 |
| NZD/USD | 9.2 | 7.6 | 4.5 |
| USD/CAD | 2.7 | 2.1 | 1.0 |
| USD/CHF | 2.9 | 2.3 | 1.2 |
| USD/CNH | 25.5 | 21.0 | 12.0 |
| USD/HKD | 18.5 | 15.0 | 8.0 |
| USD/JPY | 2.0 | 1.6 | 0.8 |
| USD/MXN | 60.0 | 55.0 | 45.0 |
| USD/SGD | 5.6 | 4.5 | 2.4 |
| USD/TRY | 20.4 | 18.9 | 15.9 |
| USD/ZAR | 85.0 | 80.0 | 70.0 |
| ZAR/JPY | 3.3 | 2.8 | 1.8 |
口座の名称のイメージでは、取引通貨量はプロ>スタンダード>マイクロとなるでしょうから、マイクロ口座のスプレッドが大きくなるのはやむを得ないですかね。
むしろ、海外業者のマイクロ口座の割にはスプレッドは小さいのではないかと。
公式ページでは、スプレッドに関して以下のようにコメントされておりますので参考にしてください。
スプレッドとは金融取引市場における買値と売買の差額のことでpipsで示します。
これはお客様にかかる取引手数料となります。現在is6comでは口座タイプに合わせて、スプレッドの幅が異なります。どの口座タイプも変動スプレッドを採用しております。またis6comでは、リクイディティプロバイダーから提示された価格に少額のマークアップ(手数料)でお客様に提示いたします。
それ以外の隠れコストを徴収することは致しません。
お客様に掛かるコストにつきましては全て明確に提示し、隠れマークアップは一切行わないことをお約束致します。引用:is6com公式より
ここ紹介しているスプレッドは平均値とのことですが(公式ページでの説明)、雇用統計などのイベント時にどのような動きになるのかは今後確認していきます。
正直、自分たちの都合にいいように取引価格を調整します!なんて書くはずがないですからね。
スワップポイント
公式ではスワップポイントをすぐに確認することが出来なかったので、is6comのMT4から確認しました。全て載せているので長い表になっています(興味ない方はサラーっとスクロールお願いします)。
※数字はポイント、赤字はプラススワップです
| 通貨ペア | 買いスワップ | 売りスワップ |
| AUD/CAD | 1.12 | -7.67 |
| AUD/CHF | 2.12 | -9.55 |
| AUD/JPY | 1.77 | -8.59 |
| AUD/NZD | -5.8 | -1.43 |
| AUD/USD | 0.22 | -5.73 |
| CAD/JPY | -0.98 | -4.59 |
| CHF/JPY | -7.07 | -2.31 |
| EUR/AUD | -15.35 | 4.05 |
| EUR/CAD | -8.32 | -0.52 |
| EUR/CHF | -1.87 | -4.31 |
| EUR/GBP | -3.77 | -0.35 |
| EUR/JPY | -2.41 | -0.93 |
| EUR/NZD | -20.62 | 7.35 |
| EUR/USD | -4.2 | 1.28 |
| EUR/ZAR | -411.08 | 186.47 |
| GBP/AUD | -16.29 | 2.48 |
| GBP/CAD | -6.35 | -4.66 |
| GBP/CHF | 0.35 | -8.91 |
| GBP/JPY | -1.23 | -4.94 |
| GBP/NZD | -21.97 | 5.98 |
| GBP/USD | -3.73 | -2.65 |
| NZD/JPY | 3.12 | -10.1 |
| NZD/USD | 1.2 | -6.44 |
| USD/CAD | -3.13 | -3.4 |
| USD/CHF | 0.82 | -7.33 |
| USD/CNH | -6.65 | -1.65 |
| USD/HKD | -3.8 | -5.77 |
| USD/JPY | 0.53 | -3.46 |
| USD/MXN | -229.58 | 54.29 |
| USD/SGD | -9.92 | -5.66 |
| USD/TRY | -110.15 | 49.06 |
| USD/ZAR | -144.18 | 33.11 |
| ZAR/JPY | -0.79 | -2.25 |
海外FX業者ということもあり、国内業者と比較するとスワップポイントが見劣りするのは否めません。
国内業者ではプラスのスワップになるような通貨ペアにおいてもマイナススワップがついていたりします。
特に南アフリカランド/円については買いポジションでもマイナススワップ!と国内業者ではあり得ないような状況です。
ただし、NZドルペアについてはそこそこのスワップが付与されています。トラリピ運用では人気の高いNZドル円ペアが最もスワップポイントが高いのは「この通貨ペアでぜひトラリピしてくれ」と言われているような気になってしまいました。
参考
南アフリカランド、トルコリラなどの高スワップ通貨で売買益、スワップ益を同時に狙うような運用方法には向かないので、別の業者を選択したほうが無難でしょう。ここは国内業者を選ぶのが一番ですかね。
取引通貨とトラリピ設定について
ある程度長期での運用を目指しているため、取引通貨に関してはスワップポイントだけは注意したいところです。
みなさんがトラリピ検討する際にも、絶対に一度は確認してからスタートすることをオススメします。
私が今回開始するトラリピについて、トラップ幅、利確幅などは以下になります。
| 取引通貨ペア | NZD/JPY |
| 通貨量 | 500通貨/1ポジション |
| トラップ間隔 | 50pips |
| 利確幅 | 80pips |
| 想定レンジ | 55-85円 |
利確幅についてはそこまで熟考した上の決定ではありません。トラップ幅については、ポジション通貨量の関係と合わせてXMで運用している豪ドル円と比較して広くとりました。
ポジション通貨量も、豪ドル円では200通貨ですが、is6comでは500通貨としていますが、これは複利運用を前提としているためです(理由は下で述べますね)。
あくまでもここからスタートして、状況を見ながら変更することも考えていきます。
複利運用を前提とした場合、XMのマイクロ口座と同様とはいかない!
複利運用の方法ですが、こちらは先ほど述べたように少し考えました。
というのも、is6のマイクロ口座はXMと異なり50通貨単位となるからです(XMは10通貨単位)。
マイクロ口座といえども、業者によって最小取引通貨量は様々なんですよね。
年に一度、10%程度は1ポジションあたりの通貨量を増やして複利運用を進めていきたいと考えているので、50通貨単位が通貨量10%程度になるように設定することにしました。
本当は豪ドル円と同じように1ポジション200通貨、20pips間隔での設定を考えていたのですが、そうなると一年後は25%程度取引ロットが大きくなってしまいます。
もちろん、2年おき、3年おきの設定変更で対応しながらも可能ですから、ここは好みの問題ですね。私は年に一度くらいは設定を見直す機会を設けよう、という意味を込めています。
まとめ
2019年はXMマイクロ口座に加えて、is6comのマイクロ口座でNZドル円の取引を開始します。
最小取引通貨量がXMと異なるため、少し設定を変更していますが基本は少額ロットの長期目線で変わりません。
複数の口座を管理するのは大変だ、と思われる方もいるかもしれませんが、自動売買口座であれば最初以外は基本的にほとんど手がかからないので特に苦労することもないでしょう。
とにかく、無理なレバレッジで取引を行い、万が一の時にロスカットにあうことがないよう運用していく、というのがコンセプトです。
運用結果については、XM口座と同様に報告する予定ですので、よろしくお願いします。