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VPSを利用しないでMT4自動売買を実現する|スティックPCで運用経費削減

投稿日:2018年11月24日 更新日:

 

MT4を用いた自動売買=VPSの利用が一般的です。しかしながら、VPSを利用するには費用が発生してしまいますよね。運用にお金をかけたくない!出来れば無料でって思います。

私自身もVPSを使っていました。確かにPCのメンテナンスをする必要もなく、ハード寿命による買い替えを考えなくてよいので非常に便利です。

しかしながら、コツコツと小さな金額で運用しているのですから、こういった費用は極力なくしておきたいところ。

今回は、VPS費用を削減すべく、以前からやってみようと考えていた「スティックPCでMT4を稼働させるみる」を実践しました!

結果、小さくてもWindowsパソコンであることには変わりなく、当然といえば当然なのですが普通に稼働可能でした。

VPSのコストはどれくらいか?

ところで、VPSの費用っていくらくらいでしょうか?FX用で準備されているVPSですが、一番安いプランであるメモリ1GB程度で月々2,000円~2,500円程度です。年間25,000円~30,000円ほど必要になります。

年間契約をすれば少し割引が適用されて20,000円ほどですかね。5万円スタート、マイクロ口座での運用を考えると、私の実績では利益分がすべてVPS代に消えてしまいます。これでは運用する意味がなくなってしまう・・・。

今までは運用のための新たな投資は最低限に抑えるために、使わなくなったノートPCなどを用いて取り組むことをオススメしていました。しかしながら、そういったPCを持っていない方にとって、VPS費用を考慮すると少額からトラリピをスタートしよう、という気にはならないですね。

試したスティックPCについて

スティックPCってどんなもの?

スティックパソコン(スティックPC、スティック型PC)とはUSBメモリを一回り大きくした程度の大きさの超小型パソコン。

出典元:Wikipedia

ChromecastやFire TV Stickを思い浮かべてもらえばよいです。すごく小さいデスクトップパソコンとして使用できます。ゲームや画像処理など、負荷が大きな作業には向いていないですが、ネット、メール程度であれば十分な性能があるとのこと。値段も非常に安価なので、以前から気になっていました。

今回準備したスティックPCと費用

中古で購入しました。インテル製「Intel Compute Stick」のメモリ2GB/ストレージ32GBのものです。まさにWikipediaに写真が載っているそのものです。3-4年ほど前に販売されたもので、Windows8.1が標準インストールのようですが、購入したものはWindows10にアップデートされていました。

メモリが2GBなので、現在契約しているVPSの1GBプランと比べると倍になります。ストレージは32GBと非常に小さいですが、MT4稼働専用が前提で、ソフトウェアとしてはMT4のインストールのみとなるため問題がないと判断してます。

お値段は近所のパソコンショップの中古で6,000円程度。今のトラリピ設定だと3か月ほどで元が取れる計算です。新品のスティックPCの場合は、ドスパラの「Diginnos Stick DG-STK4」ってやつが10,000円程度で入手できます(私も購入してから知ったのですが、新品でそれくらいの値段であればそっちを選びたかった、、ちょっと後悔)。

インストールと実際に取引してみた結果

何の問題もなくインストールとMT4の稼働まで設定できました。試しに1か月ほど稼働しているのですが、トラブルなく順調に稼働しています。

一部、リモートデスクトップの設定や電源の設定など気を付ける部分はありますので、その点は後日まとめておきます。

記事を追加しました

スティックPCでMT4稼働させるときに気を付けるべきポイント|備忘録

実際に稼働する前から問題なくできるはず、と思っていましたが、予想通りなにも問題なく自動売買が可能であることを確認することが出来ました。室温が高くなる夏場はどうなのか?など細かく言えば未確認のこともありますが、この環境で今後は運用を行う予定です。

今までの経験から、MT4自体の動作を軽くする設定、自動起動設定などもそのまま適用しています。参考までに。

PC負荷を抑えてMT4を軽く|1GBプランでもフリーズしないVPS環境作り|Tips

VPSの自動ログオンとMT4の自動立ち上げを設定する|Tips

願わくば、この環境で2年ほどは運用したいですね。

PC自体の故障など、避けられない事態はあるでしょうが、1年で壊れたとしても年間で20,000円ほど必要だったVPS費用が5,000円で済むといえるので良しとしましょう。

まとめ

少額の自動売買でネックとなるVPS費用ですが、「使わなくなったノートPCの活用」以外に「安価なスティックPCの利用」という方法もアリです。

新品でも10,000円程度で入手可能ですし、中古であればさらに費用を抑えることが可能になります。公開している運用結果を考慮しても数カ月で元がとれるのであれば、取り組む価値が見えてきますよね。正直言って、この方法は控えめに言っても非常にオススメです!

初期投資としてそれでも少し費用が必要になりますが、こんな方法もあるよ、ということで紹介しました。今まで自動売買をためらっていた方が、この記事をきっかけにスタートしてもらえればうれしいです。

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